「あったかい所に住みたい。鹿児島県の中のどこか」
こういった具合で相談が回ってくることも多いです。
(既に移住候補を決めているという場合の方がレアだったりします)
今回はそんなパターンの窓口について紹介します。
鹿児島を知るなら…「かごしまで暮らす」
▲ふるさと回帰支援センターホームページより
何と言ってもはじめはここ。県内の情報を包括しています。
鹿児島に問わず移住を進める上でのステップアップが示されているのが特にGood!との声が多いです。
広~い鹿児島県を知る概要情報からレジャー・アウトドア情報も網羅。
各市町村のイベント情報もタイムライン形式で掲載されています。
そして移住者インタビューが参考になります。(最近は動画で上がっていることも)
自分と同じ職種の人がどんな経緯で、どんな暮らしをしているか
もしくは自分が考えている移住先の近隣がどんな生活環境なのか
かくいう私自身も参考にさせて頂きました。
東京にも相談員が!ふるさと回帰支援センター
▲ふるさと回帰支援センターホームページより
東京都心の有楽町に、各都道府県の移住情報が集約されているふるさと回帰支援センターがあります。
地方移住・交流フェアの会場になることもあります。
都道府県ごとに各自治体のパンフレットがまとまっており、またほとんどの都道府県の専門相談員の方もいます。
もちろん、鹿児島県も。
進学や就職で首都圏に出る人は数多く、人口が一極化しているという課題があります。
一方で田舎暮らしに憧れる方、故郷に帰りたい方は数多くおり、年々相談件数は増えているとのこと。
当初は数人で立ち上げた事業が今や70人~のスタッフで運営していることからも需要の高さが伺い知ることができます。
回帰センターに来所された方の情報を基に各市町村に相談の引継ぎがあることもあり、連携は必須です。
鹿児島県では各市町村の担当者(有志)で定期的にビデオアプリを使った情報交換ミーティングが開催されたり、風通しの良さが感じられますが
相談者さんが「最初はこの町で考えていたけど、色んな話を聞いてこの町に決めた」という例もあり、オール鹿児島の意識が自慢です。
認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2丁目10−1
営業時間:火~日10:00~18:00(月曜定休)
電話: 03-6273-4401
お近くの大隅半島なら…
鹿屋市「かのやで暮らす」
▲かのやで暮らすホームページより
鹿屋市が運営する、こちらのページ
鹿児島県の右側、大隅半島で最も人口規模の大きな町です。
観光では↑の荒平天神や、バラ園が有名です。
ゆるキャラ?と言うのか、かのやカンパチロウも個人的にはツボ
昨年より鹿屋市役所内に専門ブースを設け、来所相談のデスクが用意されています。
相談者さんのパターンによっていくつかの部署から担当者が待機するよう。
志布志市と同じく農業が基幹産業であり、近隣ゆえ相談者さんが重複することもたびたびあります。
昨年度は当初鹿屋市に相談をしていた人が志布志市に住まいを決めた、という事例がありましたが逆のパターンもあるでしょう。
ホームページの内容や相談受付対応など、参考にさせて頂いています。
移住経験者が相談員!東串良町
また同じく大隅半島で、東串良町をご紹介。
ピーマンの産地として有名で、自治体レベルでは日本一!
畜産業も盛んです。
町自体が平坦で、開けた海がありサーフィンやキャンプのメッカとしても隠れた人気があります。
現在はIターン移住をされた方が移住支援をされており、経験者だからこそ語れる移住のプロセスや町での暮らし方を聞けるでしょう。
個人的にも長くお付き合いをさせて頂いており、メディアへのPRなどお手本にさせて頂いています。
過去に地域おこし協力隊が制作した町の景観を収めたフォトブックも注目を集めました。
おわりに
今はネット社会で、スマホでキーボードを入れればいくつも情報が出てきます。
いざその街を知るには担当者がまず「顔」になります。
気になった段階で早めに相談をして損はありません。
もちろん志布志市でも随時ご相談受付中です!
コメント