晩秋になりました。
衣替えも進み、暖房器具を引っ張り出す時期になりましたね。
やばい…冬が来る前にアレを仕上げないと。
これまでのエスプラネード奥のオフィスエリア。
入口部分を仕切ろうと思いつつ、天井から床までが2.5mと高さがあるためドアも付けられず取り急ぎビニールシートを垂らしていました。
抱えていた問題点が3つ;
①内々の大事な会議をしているときに空間が開放されているため内容が外に漏れてしまう
②誰かがオフィスを使っている時にトイレに入っていくときに人目が気になる
③スペースが空いていて冷暖房の利きが悪い
何とかしたいと思いながらも、長らく手を付けられずにいつしか時間が過ぎていました。
これから寒くなるこのタイミングでここを完成させないといけない。
頼むしかない…あの男に。
街中の看板や広告をシャレオツに置き換えていく、謎多き人物。
特徴として彼の手掛けたものには『Number6’s』という焼き印が押されていくという…
(まるで拳王の如く振る舞いだ)
…というネタフリは置いておいて、
エスプラネードのカウンターや看板(↓以下↓)を手掛けてくださった下平さんに施工をお願いすることに。
▲バーみたいな高いカウンターにして欲しいという要望を叶えてくれました
▲道行く人々の目を引き、フォトスポットでもある壁掛けの立体看板
デザイン製作から家具作り、設備工事までとにかく幅広~~くされている方で、超多忙のなか相談しました。
スライドドアかアコーディオンドアで、開口部を広くしたい。
しかし上下の高さが…また出来るだけ予算を抑えて欲しいという私の ワガママ 意向を聞いてくださり、
上からの垂らし壁と横壁を増設し、その間にアコーディオンドアを取り付けるご提案をしてくださいました。
そして施工開始!
半日後。早っや
フレームとなる枠を作っていくところです。
高さも広さもあり、かつ元の建物の垂直もかなりずれていますがどんどん作業は進みます。
さらに半日。石膏ボードをビス打ちして、すっかり壁が出来上がりました。
これからドアの取り付けと表面仕上げです。
そして…完成!!
キタコレ!
長らくの課題3つともクリアできたで!!
サラッと書いてきましたが、作業を進める上で大変であろうこともありました。
それをさも当たり前のようにやってのけてしまうところ、マジ職人です。
漆喰仕上げの部分も色味の細かな調整のところまでしに来てくれました。
漆喰はとにかく手はかかりますが自然由来の素材で体に優しく、調湿作用や除菌効果も期待されるので有難い限り。
これでオフィスエリアを利用される方の満足度も上がること、間違いありません。
センスをフル稼働して、お客さんの要望を形にしていく。
下平さんの仕事はモノ作りに収まらない新次元の創作だと常々感じます。
臨機応変な対応力が強みですが、人気のデザインや造形などの研究もされていることで提案力にも幅があります。
一緒にエスプラネードを作り上げてくださった大事なパートナーですが、多くの皆さんの助けにもなってくれることでしょう。
次の現場ではどんなデザインが生まれるのか?楽しみで仕方ありません。
ありがとうございました!
Number.6s
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場所 鹿児島県志布志市有明町伊崎田 8823-2
TEL・FAX 099-401-5205
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