手がかかると見るか、味が有ると見るか。答えは両方
エスプラネードはセルフリノベーションで生まれた施設です。
プロの手に頼っていないぶん、思わぬところでメンテナンスの負担もかかりますし
(そもそも建物自体の老朽化の要素も大きいですが)
こうしておけば良かったな~なんて失敗もままあります。
通常の業務と関係の無いところでいきなり補修作業が必要になったりとスリルはありますが、そんな一例をご紹介します。
塗装は定期的に
▲何度かやっててもマスキング忘れて後から手直しする羽目になるぜぇ。ワイルドだろぉ?
人が多く行き交う箇所は床の消耗が激しくなります。
もともとが粗いセメント仕上げで、シーラーを塗ってからかなり厚めに床用ペンキを塗っても2か月も経てば剥げかかってきます。
お客様がいなくなった時間から床に置いているイスや鉢植え、収納などを全てどけて掃除機をかけてからなので数時間に渡る作業です。
ホコリを払った後は壁ぎわを筆でなぞっていき、縁取りしてからその内側をローラーで塗りつぶしていきます。
正式な手順としては壁と床の境に太めのマスキングテープを貼っていくのですが、せっかちな私はたびたび飛ばしては後悔します。
どう頑張っても筆の先が壁に当たったり、またローラーを勢いよく回すとしぶきが飛んでいくのです。
ああ、また黒ペンでタッチアップしなきゃ、、、(哀)
水回りトラブル
▲ちょっとした業者さんになった感じもありました。大〇衛生さんありがとうございました。
もともと構造上、詰まりやすい傾向にあった水回りでしたが、
便器にペーパー以外のものを流してしまったことによって詰まってしまったことも…、
イベントなどとコラボで特に来客数が多かった3月にそれは発生しました。
毎朝と使用毎のキュッポン、水は多めに流す。
トイレットペーパーはダブル→シングルロールに変え、お手拭きペーパーを捨てる箇所も明記。
おかげさまでここ最近は順調です。
デザイン①
▲オールマイティな業務をこなすショーコママ
センターの外看板や店内のメニュー表、棚のラベルなどお絵描きなら私にお任せ!
ラジオ放送(こちらご参照)でもおなじみ・ショーコママがセンスを活かしてカキカキしてくれています。
趣味でネイルもされており、芸術センスが高そうだな~と感じて最初は何気なく頼んだところ、いつも素敵なデザインをしてくれます。
今ではエスプラネードに欠かせないアート担当です。
地面に座り込んで手を汚しながら一生懸命制作しているのを見ると、もっと頑張らなくちゃと刺激になります。
デザイン②
▲音楽関係で数多のイラストを手掛けているヨシサコツバサさん!
エスプラネードの全面はガラス貼り。
大通りから入口までが遠く、またガラスに光が反射すると中の様子が見えないという声がよくありました。
そこで店内を明るくするためにガラスのショーケース内に電灯を新たに取り付け、
そして観葉植物を沢山並べているので天井面もビニールクロスでは無く人工芝を貼り付けました(四苦八苦しながら…)。
そして仕上げにデザイナーさんによるライブペイント!!
移住と交流を推進するコミュニティスペースにしたいという要望を汲んでくださり、可愛らしくもカッコいいデザインとなりました。
バックの植物ともよく馴染んでいるので、ぜひ見に来てくださいね!
おわりに
お客様から、「DIYって大変じゃない?」とお声がけされることがよく有ります。
確かに日々何かしら手直ししたり作ったりしています。
でも物理的に何かを作ったりしているとだんだんクリエイティブになってきて新しいアイデアが生まれやすくなった気もします。
デジタルも大事ですが、アナログならではの魅力も大事にしつつ、楽しみながらやっていきたいと思います♪
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