移住にまつわるQ&A①

コロナの再拡大により移住にまつわるイベントもことごとく中止またはオンラインに変更になりました。

ふるさと回帰支援センターも昨年度は過去一番の問い合わせがあったとのこと、地方回帰への機運が高まっているだけに出足をくじかれている印象です。

 

さて、移住相談会や移住に関連するオンラインQ&Aなどのでよく見られるキーワードをピックアップしてシリーズ化してみたいと思います。

既に答えられているものに加えて、移住経験者の私目線で書き綴っていずれはホームページ内のコンテンツにしたいと考えています。

「何から準備を始めれば良いですか?」

 

最初にくる設問は9割こちらです(もっともですよね)。

概ね『情報の収集』『情報の整理』に分かれます。

『情報の収集』の方は移住検討先・またはこれからの暮らしに関連することを指します。

『情報の整理』は現在置かれた状況や、これまでのバックボーン、スキルの洗い出しを指します。

 

目次

『情報の収集』

 

ここでは日本国内での移住と定義して、まずどのエリアに行くのか?

涼しい所か温かい所(ネガティブな表現だと寒い所か暑い所)か、

海なのか山なのか、田舎が良いのか地方都市が良いのか。本土なのか離島なのか。

まだこれと決めた場所が無ければ、上のように対極となる設問を作って絞っていくと分かりやすいかと思います。

既にある程度場所を絞っているという人は、その街がどんな所なのかの分析です。

「食べ物がめっちゃ美味しい」
「景色がめっちゃ綺麗」
「通いたい学校や会社がある」
「親族がいるから」
「自分のやりたいことを実現できそう」

ざっくりこんなところでしょうか。どれも充分に動機になり得ますし、最終的に全部揃うかもしれません。

行きたいと願わなければ始まりませんから、まずはポジティブな情報をありったけ集めるのが良いと思います。

その次は現実、というかその地域のネガティブな情報も当然知りえないといけません。恋愛みたいな感じですね。

気になっている(好き)だからこそ全部受け止めるイメージですね。

また地域関係なく移住全般の成功例・失敗例みたいなものも見ておきましょう。

先人たちの屍を越え、、、いや、事例を教訓に生かして自らのアクションのモデルにすることでよりリアルになります。

上で紹介したような情報はGoogleやYahoo!なんかでずらっと出てくるので是非ご覧ください。

 

『情報の整理』

 

これからのことを考えると平行して、これまでの人生の棚卸しや自己分析も必要になってきます。

「都会暮らしは嫌だ!都会はが冷たい」 →  「田舎のコミュニティに溶け込めなくて孤独だ。田舎も人が冷たい」

「毎年毎年雪かきが大変だわ!暖房も要らない常夏の場所に住みたい」 →  「湿度高い、紫外線きつい、台風めっちゃ来るやん!!」

「地方行ったら野菜とかもらえそうだし、物価も安いでしょ」 →  「マンション暮らしだと近所付き合い無いし、ガソリン代とかプロパンガス代高い…」

とか、思いつきで移住を進めるとけっこうな勢いでハプニングの連発です。

なんで移住しようと思った?…移住すれば解決(改善)できるのか?

自分はその場所に入って、体力的についていけそうか? これまで培ったキャリアや資格は活かせそうか?

考えていくとだんだん重くなっていくフェーズです。自分のことは棚にあげがちなのが人間。

自己分析が苦手という人は、他己分析をしてもらうことがおすすめです。

あなたのことをよく知っている身内や友人から、少し距離の遠い職場の同僚とかご近所さんとか、両方もらうとある程度の傾向やキャラクターが出来あがるはず。

それらを進めて行って、最終的にお金の計画になります。

引っ越し費用、入居費用と家賃、新生活の家具や備品購入、自動車の購入、、、安くても50万円とか100万円とか必要になってきます。

家族がいるとなればその人の人生までも変えていくわけですから、真剣に慎重に考えたいですね。

 

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色々と綴りましたが、移住に正解はありません。

人それぞれ、場所もタイミングも時期もそれぞれなので最終的にはしっかりと向き合ってご相談をさせて頂くことになりますが、

本格的に相談に入る前の参考になれば幸いです。

もちろん、私自身も地方移住経験者として夢と有機ある行動は精一杯応援したいと思っていますよ!

志布志市じゃないけど、聞いてみようというのでも全然アリです。

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