志布志上町商店街にある、一軒の空き店舗から生まれたEsplanade。

市内外の方の交流拠点として様々な繋がりを生んでいきたいと思います。

美味しいコーヒー、お茶菓子を用意してゆる～くお待ちしております。

８日　開所お披露目会

行政関係者や建物オーナー、関連事業者やメディアなどを招いてのお披露目会を終えました。

実に30名を超える参加！

そして天候にも恵まれました。

限られたスペースの中で密になり過ぎないよう、距離に注意しながらも手指消毒をして頂いて…

挨拶から始まり、施設内のご案内、改修ムービーの紹介、そしてビデオ会議のデモと。

45分ほどの中でしたがセンターの成り立ちから今後の取り組みまでをダイジェスト版でお届けしました。

何せこれだけの来客だしオープンセレモニーということで一つ一つ細心の注意を払います。

キッチンからドリンクとお茶菓子を皆さんに振る舞い。

志布志市の移住の先輩であるtege亭さんのシフォンケーキに棒人気店の中煎りコーヒーを。

とっておきの好きなものを集めました。

この日は雰囲気も良く、歓談されながら雰囲気を味わって頂けたのではないかと思います。

贈花も多く、入口に飾ったスタンド式のものだけでなく観葉植物や花束は20を超えました。

これから船出が始まるというタイミングで非常に勇気づけられました。

本当に、ありがとうございます。

日頃人が集まらない場所に大勢いて、お花なんかも出してるものですから一般の方も覗きに来られました。

遅れてプレゼントを届けに来てくれた知人友人もおり、この日はざっと70人ほど。

かくして無事スタートを切ることが出来ました。

突貫工事と準備のウラ側…

ちょうど前日にビルのオーナーさんが通路側の古い入口をリフォームしてくださいました。

お忙しいなか、こちらの開所に間に合うよう時間と労力を割いてくださって感謝しています。

 

しかし店舗が出来上がってくると覗きに来られる方やお祝いを持ってきてくれる方でそれはそれで接客が忙しくなります。

この建物はどういう機能を持ってこれからどういう活動をするのかを一人一人に説明していくのですが、

作業の手が止まってしまうことも事実。

お披露目会のスクリーンやマイクの準備などもあり、結局本格的に作業に戻れたのは18時頃、、、

今夜はいったい何時に終わるのか…？　いや、終われるのか？

パンフレットの印刷が終わって22時、取り合えず晩ごはんを食べに。

疲れてくると頭も体も回らなくなり、お腹が空いたのかどうかも分からなくなってきます。

もはやちゃんとカメラを構える気力すら無い状態で、それでもあったかいものを食べるとまた頑張ろうと思える。

よし、やろう。

Esplanadeの目立つ看板は出来ていましたが、移住・交流支援センターの立て看板を作らなくちゃ。

既に蛍の光が響き渡るニ〇ムタさんで材料を探しますが、インチ規格の材木が無い…、

取り合えず一番寸法の近いメーター規格の材木やその他必要なものを買い出して戻って作業再開。

イライラしたり変なテンションになって歌ったりしながら大工仕事を終えて午前１時。

工具やら資料やら入った棚をカーテンで隠して、掃除を終えて午前３時。

これ以上はダメだ、寝よう。

２日連続で奥さんも駆り出してますがお互いに限界を迎えていました。

 

開所の日、７時からホームセンターで最後の買い出しをしてから準備に入ります。

自分たちなりにやったつもりがセレモニーをするには出来ていないことだらけで、

市の担当の職員さんたちや元地域おこし協力隊の同僚たちに走ってもらって何とか準備を終えました（ホントすんません）。

写真なんて撮ってる場合じゃなかったし、ちゃんと終わるのか気が気でなかった。

でも始まってしまえば緊張してる余裕さえも無く、気を張って進行を終えられた。

その日は20時まで人の流れが切れず、途中何度も眠気で意識が飛びかけたけれど

限界を超えて頑張れたという確かな自信を感じた。

 

もちろん自分たちだけでは到底出来なかった訳で、

お手伝いをしてくれた方々や励ましをくださった方には感謝の言葉もありません。

頂いた期待や有難み、これからしっかり地域に還元していこう。

そう心に誓ったのでした。

 

• 志布志市移住・交流支援センター「Esplanade」
• 平日９～１７時　（土日祝は不定休でカフェ営業）
• 鹿児島県志布志市志布志町志布志２－１－１６
• ☎０９９－４０１－０４０５　または　０９０－１７１３－３８７２