終息を迎えるかに思えたコロナ禍も、再び緊急事態宣言が出される事態に。
冬が終わると長いトンネルを抜けられるのではという淡い期待を抱いていたのですが…、
ことごとく春先のイベントも中止になってしまいましたが、運転しながら桜並木を眺めて癒しを楽しんでいます。
鹿児島県福岡事務所へ
移住交流支援センターを定時で閉めた後に一路、都城へ。
19時前の高速バスに乗り込み福岡へと向かいます。
▲日が長くなってきてまだ薄っすらと明るさが残ります。
福岡に向かうのは昨年12月のNHK「はっけんテレビ」の放送以来。
奇しくもその番組を見た福岡在住の方から移住の相談を頂いたのでした。
公共交通機関でも予防策は施されていますが、不織布マスクのほか数種類の除菌アイテムや飲食前の消毒で感染症対策もきっちりと。
翌日一日いないため、スタッフさん方にセンターの引継ぎ事項を連絡。
メールチェックや明日の訪問事項など一通り終えた後、これから先は遠出をするにも今まで以上に注意することが増えて億劫だなあ…
ぼんやり考えながら3時間半かけて博多駅に到着。
平日の夜遅くということもあり人通りはまばら。
それでも九州最大の都市ということで段違いの交通費や店舗の多さ、各所で夜なべ行われている工事などを見ると新鮮さを感じます。
数年来使っているカプセルホテルで宿を取り、ただいま感を感じながら早めに就寝。
パソコンを持ち込んでの出張のため、翌日はポケットWifiを借りに行きます。
出張の際にはもはや欠かせないアイテムですね。その日限りで使えるのはありがたいことです。
博多駅前に有って便利な九州Wifiレンタルさん、またお世話になります。
鹿児島県福岡事務所
さて、福岡県には鹿児島県の出先機関である営業所があります。
▲鹿児島県ホームページより。博多駅のモールを出て徒歩20秒のビルにあります
鹿児島県福岡事務所
住所:福岡市博多区博多駅中央街8番20号 第二博多相互ビル5階501号
電話番号 092-441-2852
担当は主に鹿児島県の観光振興ですが、付随した地域活性ニュースなども扱われます(ウチの例ですね)。
鹿児島県の市町村にも積極的に支援したいとのことで、今回は志布志市の出張相談デスクとして事務所の一角をお借りすることに。
職員の皆さんがとても親切で、ご厚意に甘えて半日お邪魔しました。
今回の主な目的としては
①福岡在住の方の移住相談デスクとして
②志布志市移住・交流支援センターのポスター掲示依頼、パンフレット持ち込み
③市の特産品の紹介
そして年度末ということで人事異動の通知があった直後で、お世話になった方へご挨拶させて頂きました。
「〇〇市はこういった取り組みをしている」
「福岡の中で格安で借りられるイベント広場があるらしい」
などとても良い情報提供をしてくださいます。
そんな時に
「大分県は移住に力を入れていて、独立したカフェ&支援センターがあるらしいよ。
良かったら大分県の職員さんに電話して、繋ごうか?」
…なんという神対応!!
ありがとうございます!!!
ということで大分県の福岡事務所と移住支援センターへGO!
大分県の移住支援の取り組みとは
大分県福岡事務所
▲大分県ホームページより引用。
移住支援のほか観光や特産品、情報発信拠点など幅広く取り組まれています。
温泉が多い県だけに名湯巡りマップのようなものや小鹿田焼の写真などワクワクする内容がズラリ。
明るいオフィスビルの中で来場者に魅せるレイアウトが印象的でした。
大分県福岡事務所
福岡市中央区天神2-14-8(福岡天神センタービル10階)
Tel:092-721-0041
大分県も鹿児島県と同様に高校卒業後の学生を中心に若年層の流出という課題を抱えており、
大分県を出た学生の進学先として多い福岡県にUJターンの拠点を設ける計画を立てました。
そして昨年6月に実現したのが多目的な交流支援施設「.dot」。
大分県福岡事務所から徒歩10分ほど、天神の繁華街をスーツケースを抱えて小走りで突っ切ります。
(それにしても良い場所に事務所と新しい施設を構えてるなぁ)
.dot
▲(.dotホームページより引用)
大名の大通りの中心、無印良品のある角を曲がってすぐにオシャレなビルが有ります。
一階が洋服屋さんで、その上にあるガラス張りのテラスカフェが.dotの外観。
中に入るとすぐにコーヒーの良い香りがするカフェカウンターがあり、若者が数多くいました。
奥に進むと共有のコワーキングスペースや個室会議室、そして資料が置いてある棚など。
大分県の職員さんが一名滞在しており、この日はイベントが企画されていましたが少ない時間でお話をお伺いしました。
利用者層が10代後半~20代前半、専門学校生や短大・大学生を対象に就職相談や月に一度就職イベントも開催されています。
大分県の各市町村や、協賛企業の出資を得ながら運営しており、オープン半年ですが利用者数は増えているそう。
就職する上での情報を得られることだけでなく、「ここに行けば何か面白いことがある」と感じさせる仕掛けが印象的でした。
一人で読書したり、あるいはグループでお話したりと用途に合わせて席もレイアウトされています。
また大分ゆかりの著名人の書籍なども多く立ち並んでいます。
大ヒットマンガ「進撃の巨人」で知られる作者の諌山創さんは大分県出身で、進撃の巨人とコラボしたポスターなども手掛けており、
大分県ってこんな魅力があったんだというスマートな訴えかけ方をされていました。
移住者向けのパンフレットもインタビュー形式で一人一人のライフスタイルにスポットが当てられており、
志布志市市移住交流支援センターのホームページや情報発信の目指す姿を実現しているなあと感じます。
.dot (ドット)
福岡県福岡市中央区大名1丁目15−35 247ビル 2階
Tel:050-3591-0041
終わりに
朝から夕方まで濃い一日となりました。
訪問に夢中になっている間にバスの時間に間に合わず、泣く泣くチケットを買いなおすハメになりましたが良いオチです。
(天神~博多の地下街を汗まみれでダッシュしたにもかかわらず、、、)
今回の出張を通じてもっと広くタイムリーな情報をお届けし、施設の作りこみもしていこうとイメージが湧きました。
また心機一転頑張ります!
田川
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