すっかり暖かくなりました。
それなりに寒い冬を超え、束の間の春を感じていたら間もなく梅雨前線が降りてくるとのこと!
は、早い…
寒暖差があるのも着替えが大変だったりしますが、湿度が高いと何をするにもおっくうですね。
今日はそんな鹿児島の気候について。
鹿児島はいつもあったかいんですか?
▶志布志市の花・ヒマワリ。The 夏のシンボルですよね
移住関連の相談で、遠方の方とお話していると必ず出るこのワード。
特に南国というイメージが先行して、そう認識されている方も多いのでは…?
その答えとしては
「東京や大阪よりもあったかいことが多いが、場所や時期によってもまた異なる」
という当たり前な回答になります。
当たり障りないですが、また後ほどお話しますね。
「湿度は高め、雨は多め」
これは確かかと。
年間降水量ランキング
以前調べた際は日本の県で5か6番目でしたが、こちらのランキングでは二位になっていますね。
特に縄文杉で有名な屋久島は、暖かい海流がぶつかり合うことや標高の高い山がある地形も相まって
日本一の降水量の多いスポットと言われています。
(写真で見てもコケが多かったり、だいたい曇り~雨の天気ばかりですよね)
鹿児島の地形
▶鹿児島県ホームページより
上が鹿児島県の地図です。
一枚に収めるのが難しいほど、島が多いですね。
島が多い県のランキングは長崎が一位で鹿児島が二位なのですが、
島に住んで生活している人が多い県のランキングではなんと鹿児島県が一位とのこと!
凄いことですよね!
県人口の約1割が島に住んでおり、島暮らしというのが根差した地域なのですね。
島は県の特に南側に集中しているのですが、南部の離島は食も違えば雰囲気も違います。
(「離島女子」なるもののメッカでもあるエリアです)
逆に鹿児島の北部、伊佐市などは冬はマイナス10度を記録するほど寒く、その気候に伴ってお米の産地でもあります。
志布志市でも真冬の山間部はマイナス7度とかになることもあるそうで…
昨年は数年ぶりに積雪も見られました。
方言なんかも地域ごとに少しずつ変化が見られたり、、、
いったいこの独自性はどこから来るのかな?と思っていたら、何せ鹿児島は面積が広いんです!
特に県の南北は600㎞に渡り、この志布志市から直線距離で見るとなんと大阪にまで差し掛かります。
(そりゃまあ多様性も生じるわけだなぁと私は解釈しています)
しかしながら夏はとっっても長い。
そこそこ寒い冬が終わって春と感じる時期は短く、4月の下旬からは刺すような日差しに変わっていって10月ぐらいまでは「暑い」と感じる日が多いです。
湿度の高さも相まって、じとっと粘り気のある暑さ。
まだ暖かいな~(20度ぐらい)というマイルドな気候が11月ぐらいまであって12月にストンと寒くなるイメージです。
(12月でも日中は20度を超えることもあります)
結論:総じてあったかい
ちなみに「ぬくい」という言葉、感じにすると「温い」だと思うのですが、
こちらでは温かいを遥かに超えたあっつーい日でも使われたりします。
[word_balloon id=”mystery_men” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” name=”false” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” font_size=”21″]…温い?
いや今日は確実に暑いだろ!?
体感温度がだいぶ違うのか…?[/word_balloon]
びっしょり汗をかかれていたので、言葉のニュアンスが違うんだなぁというのはすぐに分かりました。
面白いですね!
皆さまも鹿児島に来られる時は基本少し薄着でも良いかもしれませんが真冬はきっちり防寒具を!
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